出社日
スーピーファンの皆様、ボンジュール。
前回、スーピーがパリジェンヌではないことが判明しました。
パリジェンヌ、と同じ言い方で、フランス女性のことをフランセーズと言うそうです。(初耳です)
今回もフランセーズのスーピーがパリ近郊よりお送りします!
さてさてスーピーと言えば、色々な犬ちゃんと仲良くできて、お買い物の時もちゃんと待っていられるいい子ちゃん、ではあるのですが、1つだけ出来ないことがあります。
みなさんご存じでしょう、スーピーは独りでお留守番が出来ないのです∑(゚д゚lll)
だからお留守番のときは Luc のお家にいるわけです。
基本的に姉の仕事は 出社&在宅 のハイブリッド型になるので、在宅の日はスーピーも一緒、出社の日は Luc の家に預けますが、
出社日だけど、どうしても Luc が預かれない日などは実はスーピーも一緒に出社しています!
謎の研究所へ潜入
さて、姉は研究者ということで研究職を仕事としているわけですが、何の研究をしているかは私にはわかりません。
大きなくくりで、環境(environment) に関連する研究らしい、ということだけ知っています。
そんな姉が勤める環境に関する研究所は、フランスはクレテイユ(Créteil) にあります。
クレテイユには、元パリ大学から分岐したパリ・エスト・クレテイユ大学(Universite Paris-Est Créteil) があるのですが、この大学にある研究施設で働いています。
ちなみに元パリ大学は 1970年頃から統廃合などがあって現在は色々な大学に分岐しており、そのうち有名な大学がソルボンヌ大学などのようです。
フランスを代表する大学なので名だたる出身者が多くいますが、私の知っている有名人ではキュリー夫人や、ヴィクトル・ユーゴー(レ・ミゼラブルの作者)がいました。
というわけで、「Maison des Sciences de l’Environnement」 が職場です。
- Maison ← 日本でもよく聞く メゾン です。家・施設などの意味です。
なんとなく、こういう研究施設の場所などを公にするのはあまり良くないような気もしますが、、、Google Map に載ってるし、データセンターもどこにある・建設します!と公になっているので、それと同じ感覚で載せてしまいます(・ω<)
「犬を連れて建物に入らないで」と警備員さんに注意されたことがあるので、見つからないようにそーっと
部屋に入ってしまえばこっちのものです。
上司(アルゼンチン人)も同僚(ロシア人)も犬を連れてくることについて、いいんじゃないと言ってくれる心の広い人たちです。
姉と同室のロシア人は、姉と交代で出社のためロシア人の席はスーピーの席になります。
このロシア人は、ロシアはロシアでも、ロシアの東シベリアの方の出身です!
そうです!シベリアンハスキーの血が入っているスーピーとは何かきっと通じるものがあるんですね。
いい国フランス
スーピーと電車に乗り出勤し、一緒に働き、また一緒に帰宅する、それができる国フランスでした。
なんていい国でしょう!
それでは最後に、早く電車を降りたくてフガフガしているスーピーを見てお別れです。